カテゴリー: 江戸の小咄

  • 伊勢うどん

    伊勢うどん

    10年以上前に、はじめて訪れたお伊勢参りの参道で戴いてから、大好物になった伊勢うどん。 太くてふわふわとやわらかい麺に、濃い溜まり醤油のタレが絡んでおいしい~!! このやわらかな麺は、お伊勢参りへの長旅で疲れた旅人に消化 […]

  • 冷やし甘酒となめみそ

    冷やし甘酒となめみそ

    江戸時代には、良質なブドウ糖やミネラル分を多く含む甘酒は、夏バテを防止し、体力回復に効く、夏の栄養ドリンクとして飲まれ、甘酒売りは夏の風物詩だったという甘酒。 いまでも俳句においては、甘酒は夏の季語。 けれど私自身は幼い […]

  • 柿の葉すし

    柿の葉すし

    ちょっとしたお祝い事があったので、夕飯に好物の柿の葉すしを取り寄せました。 地元に店舗がなく、戴ける機会の少ない、奈良の柿の葉すし本舗たなかさんから、いちおうお祝いと言う事で、木桶入りを。 鯖と鮭に鯛も入った詰合せ。 酢 […]

  • 薄氷いろいろ

    薄氷いろいろ

    富山の銘菓「薄氷」。 薄氷本舗 五郎丸屋さんの3種類の「薄氷」。 雪深い北陸では、その雪が消えかかる、如月、弥生の頃の寒い朝には、水たまりや田んぼに美しい薄氷が一面に張られているそうです。 江戸時代の宝暦二年、五郎丸屋さ […]

  • 焼き芋〜九里よりおいしい十三里〜

    焼き芋〜九里よりおいしい十三里〜

    一昨年から、冬になると、たのしみに取り寄せている焼き芋。 茨城県の「蔵出焼き芋かいつか」さんの熟成焼き芋です。 皮から蜜が溢れ出ているものもあり、ものすごく甘くて、まるでお菓子のよう。 さつまいもの収穫時期は秋ですが、収 […]

  • 泉平のいなり寿司

    泉平のいなり寿司

    今日2月7日は、今年の初午の日。 お馴染みの(?)の稲荷神社が近くにないので、お詣りに行く予定はないのに、お供えするはずのいなり寿司だけは食べたくなってしまう私。 お気に入りのいなり寿司屋は、地元の「泉平」さん。 関内に […]

  • ざるかぶり犬

    ざるかぶり犬

    戌年の今年のお正月のお飾りには、昨年夏に谷中に行った際に、菊寿堂いせ辰さんで求めた、ざるかぶり犬の江戸張子も加えたお飾りに。 子供のお守りである犬張子に、笊を被せたざるかぶり犬は、その笊で赤ちゃんの疳の虫を取る虫封じと、 […]

  • 船橋屋のくず餅

    船橋屋のくず餅

    硬くならない様、ほどよく冷やしたくず餅は、舌触り涼しい夏にうれしいおやつ。 葛粉から作られる、関西の葛餅は、更に冷たくつるんと滑るような喉越しが涼しい、まさに夏にぴったりな、大好きな夏のお菓子。 けれど、生まれた時から関 […]

  • お針道具はお気に入りで〜七夕のお話し〜

    お針道具はお気に入りで〜七夕のお話し〜

    江戸時代には五節句のひとつとされた七夕。 織姫と彦星が、七月七日の夜の年に一度だけ、鵲(かささぎ)の橋渡しで天の川を渡って、再開出来る、という星伝説は、いまも良く知られた七夕のお話し。 その織姫の星、織女星(しょくじょせ […]

  • 岬屋の都鳥

    岬屋の都鳥

    和菓子の本でその姿のかわいらしさに惹かれ、戴いてみたいと思っていた「菓子司 岬屋」さんの都鳥。 ちょうど近くでの予定があったので、事前に電話で取り置きのお願いをし、用事の前に立ち寄らせて貰いました。 『伊勢物語』で在原業 […]