泉平のいなり寿司

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今日2月7日は、今年の初午の日。

お馴染みの(?)の稲荷神社が近くにないので、お詣りに行く予定はないのに、お供えするはずのいなり寿司だけは食べたくなってしまう私。

お気に入りのいなり寿司屋は、地元の「泉平」さん。

関内に本店があるのですが、今日は所用で横浜に出たので、そごう内の店舗へ。

「泉平」さんは、横浜開港の為の入江の埋め立て事業の頃、堀割川の土手での人夫や商人相手の江戸前寿司の葦簀張りの屋台の店から始まって、その後二代目が商い出したいなり寿司が評判を集めたそう。(以上斜体部分、泉平さんの栞より引用)

現在の折詰には、二つに切って入っているのですが、切る前は細長い一本のいなり寿司で、当時の忙しい人夫や商人が、気軽に手に持って食べやすい人気のファストフードだったろうことが伺えます。

「初午いなり」なのですから、いなり寿司だけでいいはずなのですが、やっぱり一番の好物の、いなりにかんぴょう巻きと中巻きの3種入りのお好みの折詰を。

お稲荷さまにお詣りしない代わり(?)に、部屋に飾っている狐面にお供え(?)してから戴きます。

今年の農家さんの稲作が豊作になりますように。