一刀彫のおひなさま

先月から飾っている一刀彫のおひなさま。

お内裏さまとお雛さまの両方が、片手のひらに乗ってしまうほどの小さな小さなおひなさまです。

その小さな姿に、緻密に彩色された柄と貼られた金箔の丁寧な仕事に感嘆します。

薄墨で描かれた凛としたお顔が、一刀彫の潔い形にふさわしく、とっても魅力的。

ずっと飾っておきたい所ですが、おひなさまなので、6日の啓蟄の日のころには片付けないと。

さみしいですが、入っていた菱餅型の可愛らしいお箱にしまって、また来年の春に会えるのをたのしみにしようと思います。