「鈴木春信」展

harunobuten001千葉市美術館で開催中の「〜ボストン美術館浮世絵名品展〜鈴木春信」へ行ってきました。

鈴木春信は、私自身の好きな浮世絵師の中で、三本の指に入る大好きな浮世絵師。

時代物を描くことに惹かれ、その勉強のためにと見始めた浮世絵。

すぐに鈴木春信の作風に惹かれましたが、春信の作品のほとんどは海外に所蔵されており、日本でまとまった春信作品を見るのは難しいと聞いていました。

そんな中、2002年に千葉市美術館で開催された「青春の浮世絵師 鈴木春信ー江戸のカラリスト登場ー」は大規模で素晴らしかった、と浮世絵・春信好きの先達の方に伺ったのは、その展覧会から一年ほどが経った時でした。

大好評の展覧会で、せめて図録だけでも、と思いましたがすでに完売状態。

また同じ規模での展覧会を開催してくれないかな?と長年思ってきました。

知らずに、たのしみに伺った当日は、千葉市民の日ということで、なんと入場料が無料とのこと。

私は千葉市民ではないのですが?と申し出てみましたが、千葉市民の方以外もみなさん本日は無料でご覧頂けますとのことで、千葉市民の方に感謝しながら会場へ。

無料解放日とのことで、うれしいですが、混雑がひどくないかな?と心配しましたが、鑑賞者は少なくはないのに、展覧会場が広いこともあってか、並ばずに一つ一つの作品のキョプションを読み、近づいてゆっくりとルーペで覗いて鑑賞も出来る、とても心地いい混雑(?)具合。

150点ものまとまった春信作品を存分に心行くまで鑑賞出来ました。

ぜひとももう一度訪れたいと思ってしまうほどの大充実ぶりで、大大大満足な展覧会でした。

こちらの千葉市美術館へは、2010年の「伊藤若冲〜アナザーワールド〜」展に伺った際も、同じように、ゆっくりじっくり気持ち良く鑑賞出来ました。

都心から少し離れてはいますが、肝心の展覧会会場の鑑賞状態の良さを考えると、同じような規模の大都心での大規模展覧会の、いつ行っても大混雑状態の展示会場のことを考えると、千葉までの少しの距離の移動など、全くもって気にならないな、と思う様な好条件。

また充実した魅力的な展覧会の際に、伺わせて頂くのをたのしみに。

大満足な心持ちで、のんびり帰りの車中で図録を広げながら、一昨年の三井記念美術館での「春信一番!写楽二番!」展で、美術館入口の七夕飾りに「また春信の浮世絵に出会えます様に」とお願いしたことを思い出し、願いを叶えてくれた夜空の星に感謝を。

ちなみに三井記念美術館の様な、大都心の中にありながら、でしゃばった感じなく、ひっそりとという風情で洗練された中規模な美術館も、心地良く大好きです。

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