「超絶技巧!明治工芸の粋」展

meijikougei三井記念美術館で開催中の「超絶技巧!明治工芸の粋」展へ行って来ました。

戦がほとんどなく、270年も平和が続いた江戸時代。武家の道具がどんどん美術品化し、大名以上に富を蓄積した豪商人達によって、ありとあらゆる技法と意匠が頂点に達した、江戸末期。そして迎えた明治時代。幕藩体制が崩壊し武家社会が終焉を迎え、職を失った各藩お抱えの刀装金工師や蒔絵師は、明治政府が世界に日本の文化レベルの高さ、国力を誇示しようとする、万国博覧会出品のための作品を作り、大名に代わるパトロンを得、超絶技巧の作品を生み出したそうです。

「超絶技巧!」というタイトル道り、ものすごい技巧のオンパレード!!
単眼鏡で見ても、はっきりと見えない程(私、ずっと視力はすごく良かったのですが)の細かい意匠の数々・・・。
見ているだけで、目が痛くなるほど疲れるのですから、作る方は・・・と思うだけで舌を巻きます。

個人的には、超絶すぎる(微細すぎる)作品より、金工作品に多かった、質感の違いや微細な部分とシンプルな部分のバランスの気もちいい作品が好きでしたが、超絶すぎる作品達は、一見の価値ありです。