
昨日10/22(水)発売の文藝春秋の小説誌『オール讀物』11・12月号に掲載の出崎哲弥先生「唐物屋(とうぶつや)〜新聞記者・赤羽萬二郎〜」の扉画を描かせて頂きました。
明治のはじめの時代、主人公の新聞記者・赤羽萬二郎が関わる事となった、白装束の侍の幽霊騒動。
扉画には、物語の鍵となる唐物屋の主人の妻・さよの、芸者・駒吉時代の姿を描かせて頂きました。
幕末の動乱の時代からの、切なくも哀しい物語に、明治に移った時代の空気感と登場人物たちが活き活きとした魅力的な読み切り小説。
出崎先生の作品に描かせて頂くのは初めてで、魅力的な作品に描かせて頂き、とてもうれしく光栄です。
出崎先生も受賞されたオール讀物新人賞発表号、ぜひ書店でお手に取ってご覧下さい。
扉画の拡大画像は<時代物Works>のページでご覧頂けます。