
5/31(土)発売開始の徳間書店の総合文芸誌『読楽』(電子専売)6月号より連載開始のあさのあつこ先生の時代小説「おもみいたします参」の扉イラストを担当させて頂きます。
2019年に『日刊ゲンダイ』での1ヶ月の読み切り連載で、はじめて挿絵を担当させて頂いた「おもみいたします」。
2年後の2021年に一年間に渡る『読楽』での続編連載と、そのまた2年後の2023年の続々編の一年間に扉イラストを担当させて頂き、魅力的な主人公と登場人物と、深い心状表現に惹き込まれ、大ファンになってしまっているこのシリーズ。
『読楽』での第3弾となる今回もまた、扉イラストを担当させて頂けることになり、とてもうれしく光栄です。
新連載第一回目の扉には、主人公のお梅が、窓から吹き込んできた風の香りに、誰かに手をひかれ、歩いていたとき、ふっと香った芳香に似ているかも・・・と思い出す、幼いそのときの場面をイメージして。
「~人に揉み治療を施すのが、お梅の生業~
土佐屋のお内儀さんはお腹の胎が流れてから、弱ってきているという。
その様子を聞き、お梅は母を思い出す」
一読者としても毎月のお話しをたのしみに、扉を描かせて頂きます。
扉画の拡大画像は<時代物Works>のページでご覧頂けます。
前回の「おもみいたします<二>」扉イラストについては、こちらをご覧下さい。↓
『読楽』12月号連載小説挿絵<最終回>