浮世絵の和菓子

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先日「浮世絵 六大絵師の競演」展を見に行った山種美術館に併設されている「cafe 椿」さん。

開催中の展覧会にちなんだオリジナルの和菓子を青山の菓匠「菊家」さんに特別オーダーして出されていて、それも美術館を訪れる大きなたのしみのひとつ。

今回は、5つのオリジナル和菓子がお目見え。

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どれも魅力的でしたが、北斎の赤富士を模したきんとんをその場でお抹茶セットで戴きました。

小豆と黒糖の大島あんが、とってもおいしい!!

 

 

 

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そして、春信の『梅の枝折り』を模した「袖が香」と名付けられた練切り柚子あんのお菓子。

春信が大好きということと、昨年の「松園と華麗なる女性画家たち」展の際に戴いた柚子あんがとても美味しかったので、再び、ということで持ち帰りに。

 

 

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やっぱり柚子の風味が爽やかで美味!!

 

 

 

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もう一つの持ち帰りは、広重の『東海道五十三次』から日本橋・朝之景を模した「朝のけしき」。

 

 

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梅酒風味の錦玉羹製。

見た目の爽やかさ同様に、梅酒の風味が効いていて爽やかでとってもおいしい!!

じめじめした暑さに疲れたからだに沁みる上品な甘みです。

 

春信にも北斎にも広重にもこの美味しさを味わわせてあげたいと思ってしまいます。

山種美術館で名品に会い、それを和菓子でも味わえるまたの機会がたのしみです。