「初春歌舞伎公演・通し狂言・姫路城音菊礎石」

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千穐楽間際になってしまいましたが、今年も初芝居は国立劇場で、菊五郎一座による通し狂言を。

今年の演目は『姫路城音菊礎石(ひめじじょうおときくそのいしずえ)』。

姫路城の天守に鬼女が現れるという「刑部(おさかべ)伝説」を題材とした『袖薄播州廻(そでにっきばんしゅうめぐり)』を原作とし、並木五瓶の作で、安政八年(1779)に初演された当時は、三ヶ月に渡る上演の評判の演目だったにも拘らず、その後の再演をされず、平成三年に二百十二年ぶりに復活したというこの作品。

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新たに補綴し、『姫路城音菊礎石』と題しての今回の上演。

初春興行らしい、歌舞伎の面白さ満載の大満足な復活通し狂言でした。

 

 

そして今年は、歌舞伎の本興行では初共演という、菊五郎さんのお孫さん、和史くんと眞秀くんが大活躍の内容で、ますますお二人の将来がたのしみに!!

もちろん一番のお目当の菊五郎さんの印南内善の悪役ぶりは、ぞくっと素敵にかっこ良くて、とーっても魅力的!!!!!

今年も歌舞伎で、すかっとたのしい時をたくさん過ごさせて貰えそう!!と期待も高まり、満喫した初芝居の後は、所用で銀座へ。

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国立劇場帰りにお約束のようになっている、劇場近くの「甘味 おかめ」に立ち寄れず、心残りに思っていたので、所用ののちに、交通会館店の「おかめ」へ。

蔵王あんみつに白玉をトッピングして貰いました。

大満足の歌舞伎の舞台と、おいしい甘味にパワーを貰って、今年も大満喫の初芝居の一日になりました。